最近helmコマンドでupgradeをしたとき、意図せずバージョンを上げてしまい、サービスが動かなくなってしまったことあったのでバージョンを指定してインストールする方法を残しておきます。
バージョンを上げてしまったのは、新しくhelmのリポジトリを追加しようとしたとき、helm repo update
を行ったからでした。これにより既に登録してあるリポジトリのバージョンの更新が行われ、特にバージョンを指定しない限り、登録してあるすべてのリポジトリで最新バージョンのChartを利用してインストール/アップグレードをすることになります。
最新バージョンで更新を行いたくない場合、以下のコマンドで更新を行います。helm upgrade <release> <Chart> --version=<Chart version>
これにより、指定したバージョンのチャートをベースとして更新を行うことができます
感想
いつもどおり更新を行ったはずなのに、なぜかサービスが動かなくなってしまったため、最初何が起こったかわかりませんでした。
このようなことが再び起こらないように、helmfileを導入してより宣言的にChartを管理していこうかなと思いました。